やっぱりね、Youメッセージが大切です。
From SHINBASHI ATAGOYAMA TOKYU REI HOTEL
日比野です。
朝から東京の神谷町駅にてタクシーを拾ってホテルへ。
偶然にも拾ったタクシーの運転手さんは新人さん。
京都府南部の人間には、全く馴染みのない神谷町。
印刷した地図を渡すも、新人さんなのでよくわからないらしい。
(ちょっと心細いぞ。)
カーナビにホテルの住所を入力して検索し
カーナビさんが認識したので無事にタクシーが発車。
その後、タクシーの中で2言3言運転手さんに話し掛けるも
新人さんは余裕が無いようで華麗に完全スルー。
どうしたものかと、セールスライターの意地がメラメラし
何とかフックを仕掛けて会話させようとするも
フックが見つからない。
まさに、ジョン・カールトンが言う、平凡な人。
なら、
強烈なフックを見つけて振り向かせるよりも
相手が知っている話題と相手の言葉で届けた方が
いいよねということで、あまりにも使い古された話題を提供。
「この辺は、ビジネス街なんですかね?」
そうすると、神谷町の辺りは知っておられてたようで
ビジネス街であることを詳しく語り出してもらえました。
近くのロイホが閉店するとか
小川珈琲があの角にありますよとか
あっちの方へ行くと東京タワーなんですとか
乗車していたのは全部で15分くらい。
その内、最初の5分は華麗なスルータイムだったので
残りの10分間は、新人運転手さんの一人舞台。
関係性の無い初めての人に興味を持たせるには
相手の知っていることを提供する。
「相手の思考に忍び込め」
ではないですが、こうじゃないと関係性は作れない。
たぶん、後30分乗車していたら、
この新人運転手さんに、タクシーのシートで使える
腰痛予防のベルトを販売できたかなと
そんな手ごたえを感じながら、ホテルに到着。
やっぱりね、
Youメッセージが大切です。