Googleの仕事でライターが失業する時代

Googleの仕事でライターが失業する時代
2月と3月にGoogle様は、検索順位を決めるアルゴリズムを
アップデートされたようですが、
これはご存じ「WELQ」問題が事の発端でしょう。
仮に「WELQ」が医薬系の情報を出していなかったとすると、
薬事法にふれませんから、ここまで大きなことにならなかったかと。
でも、なっちゃったんで、Googleさんも検索順位のアルゴリズムの
見直しが必要(というか、建前やらんとね)ということで、アップデートが完了。
そうしたら、軒並み、内容の無い「大量コンテンツ」を保持していたサイトのランキングが降下。
そこで、WEB担当者は慌てて、意味のないコンテンツを削除するか、
NOINDEXなどの対策をとっていることでしょう。
しかし、こんなことも気にしていないサイトもある訳でして。
というか、気にしなくても検索順位が上位のまま、もしくは、
今回のアップデートで順位が上がったという結果もあるんですよね。
で、この違いは何かというと、今までから内容のあるコンテンツだったということです。
ということは、ライティング能力の高い人が作ったということです。
「Googleよ、書けるライターの仕事を守ったな。」
最初は、そんな風にも思いました。
いや、確かに、そうなんですよ。
でもね、○○ワークスとか、○○ーズなどで、
1文字0.5円とかで受けていたライターさんはどうなるのでしょうか?
だってそういう低価格で作成された記事は、値段相応の記事ですから
サイトへアップするだけでペナルティにはならないけれど、
評価が落ちる可能性が高いのですから。
評価が落ちる記事を安い単価で沢山作っても意味がないのなら、
ちゃんとした(高くても)記事が書けるライターさんに頼むことになりますからね。
これは、サイトをまじめに運営している人なら、当然の選択でしょうし。
ということは、今回のGoogleアップデートによって、
失業しちゃうライターさんが増えるのかもしれません。
Googleさんの仕事ひとつで、ライターが失業する。
こわいこわい、そんな時代なんですね。
そして、反対に、サイト運営されている人は、
書けるライターさんを見つけて獲得することが難しくなりますよね。
書けるライターさん、取り合いになることだって考えられますから。
ライター1人が書ける量は決まってきますから、のんきに構えていると
書けるライターさんが見つからない、なんてことになるかもしれません。
いやいや、Google、恐るべきパワー。
Googleさん、わたしが書いた記事だけ、
検索上位になるようなアルゴリズムにしてもらえませんかね?
ソースコード見せてもらったら、自分で勝手に修正しますから。
という、邪なことを考えているヒマがあったら、
ちゃんとしたリサーチや経験から、いい記事を書くことに専念した方がいいですね。
選ばれるライター、選んでもらえるライターにならないといけませんね。
ホントにそう思います。
それでは、また。