京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

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Googleの仕事でライターが失業する時代

   

Googleの仕事でライターが失業する時代

Googleの仕事でライターが失業する時代

2月と3月にGoogle様は、検索順位を決めるアルゴリズムを
アップデートされたようですが、
これはご存じ「WELQ」問題が事の発端でしょう。

仮に「WELQ」が医薬系の情報を出していなかったとすると、
薬事法にふれませんから、ここまで大きなことにならなかったかと。

でも、なっちゃったんで、Googleさんも検索順位のアルゴリズムの
見直しが必要(というか、建前やらんとね)ということで、アップデートが完了。

そうしたら、軒並み、内容の無い「大量コンテンツ」を保持していたサイトのランキングが降下。

そこで、WEB担当者は慌てて、意味のないコンテンツを削除するか、
NOINDEXなどの対策をとっていることでしょう。

しかし、こんなことも気にしていないサイトもある訳でして。

というか、気にしなくても検索順位が上位のまま、もしくは、
今回のアップデートで順位が上がったという結果もあるんですよね。

で、この違いは何かというと、今までから内容のあるコンテンツだったということです。

ということは、ライティング能力の高い人が作ったということです。
「Googleよ、書けるライターの仕事を守ったな。」

最初は、そんな風にも思いました。
いや、確かに、そうなんですよ。

でもね、○○ワークスとか、○○ーズなどで、
1文字0.5円とかで受けていたライターさんはどうなるのでしょうか?

だってそういう低価格で作成された記事は、値段相応の記事ですから
サイトへアップするだけでペナルティにはならないけれど、
評価が落ちる可能性が高いのですから。

評価が落ちる記事を安い単価で沢山作っても意味がないのなら、
ちゃんとした(高くても)記事が書けるライターさんに頼むことになりますからね。

これは、サイトをまじめに運営している人なら、当然の選択でしょうし。

ということは、今回のGoogleアップデートによって、
失業しちゃうライターさんが増えるのかもしれません。

Googleさんの仕事ひとつで、ライターが失業する。
こわいこわい、そんな時代なんですね。

そして、反対に、サイト運営されている人は、
書けるライターさんを見つけて獲得することが難しくなりますよね。

書けるライターさん、取り合いになることだって考えられますから。

ライター1人が書ける量は決まってきますから、のんきに構えていると
書けるライターさんが見つからない、なんてことになるかもしれません。

いやいや、Google、恐るべきパワー。

Googleさん、わたしが書いた記事だけ、
検索上位になるようなアルゴリズムにしてもらえませんかね?
ソースコード見せてもらったら、自分で勝手に修正しますから。

という、邪なことを考えているヒマがあったら、
ちゃんとしたリサーチや経験から、いい記事を書くことに専念した方がいいですね。

選ばれるライター、選んでもらえるライターにならないといけませんね。

ホントにそう思います。

それでは、また。

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