【セグウェイ体験】体験こそ財産
ということで、昨日に続いてセグウェイの話。
セグウェイの細かなことは外部サイトを
ご覧いただくとして
コンピュータ制御で自らバランスを取ってくれる
という優れた乗り物がセグウェイ。
電源を入れると「キューン」という起動音がして
まっすぐに立てて放っておいても自立して倒れません。
しかし、人がセグウェイに乗ったり
セグウェイから降りるときにバランスを
崩す可能性が起こります。
おもしろいですよね。
セグウェイだけなら自立しているのに
本来自分でバランスが取れるはずの
人間が関わることでバランスが崩れる。
だから、
セグウェイは体幹が大事な乗り物だと言えますね。
セグウェイに乗ってバランスしているとき。
気持ちよく前に進めているとき。
極小半径で回転できているとき。
こういうポイントは、自分の体幹を使って
上手にバランス出来ている瞬間です。
「でも勝手にセグウェイがバランス取るんでしょ」
という声が聞こえてきそうですが、
確かに、機能としてはその通り。
でも、実際に乗ってみると最初のうちは
意外にも足の裏やつま先やふくらはぎに
力が入ってしまいます。
これは自分の体幹を使えていないし
感じられていないので
体の末端に近い部位でバランスするため
無駄に力を入れているからなんですが
体幹を感じられると体の末端がリラックスして
下半身の疲れや緊張も少なくなります。
というような、体験を一昨日してきたのですが
こういったことは体験しないとわかりません。
電源が入る瞬間の音。
電源が切れる瞬間の音。
自立しているときの動き。
少し自分の重心が傾いたときのセグウェイの挙動。
ユーチューブを見れば、いつでもどこでも
セグウェイの動いている動画は見られますが
自分の体がどう感じたのかを
知ることはできません。
最後に作家「太宰治」の名言を。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に、一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。これが貴いのだ。引用:太宰治
ただ知っている100のことより
実際に自分が体験したこと
やってみたことの1つは
財産としての価値が違う。
と太宰治氏はおっしゃっています。
だから自分もできるだけ
未体験、未経験を一つでも、体験、経験にしていきたいなと。
そうすることで、自分のアイデアや出来ること
やりたいことの幅が拡がり、より自分自身の
コアバリューが見つかりやすくなるのだろうと思います。