京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

*

セールスライターならレジを鳴らす人からセールスされよう

      2018/01/10

昨日の話。

京都ゑびす神社へ昨年のお礼と
今年の祈願へ行ってきました。

かなりの寒さと風の中を行きましたが
その寒さと風も気持ち良く感じ

お参りして笹を手にすると
何かわかりませんが
去年から今年への切り換えが行われた

そんな感じがしました。

 

で、帰りに少し歩いて河原町四条へ。

 

普段なら入ることのない高島屋へ
嫁さんが行きたいというので
そのまま入場。

5階の眼鏡売場へ向かいまして
嫁さんが見たいと言っていた
眼鏡を店員さんへ告げました。

 

そうすると、店員さんがサッと
見たかった眼鏡を出してこられまして

「この眼鏡は横がバネになっていまして
掛けるのが大変ラクなんです。」

とプレゼン。

そして、嫁さんが試しに掛けていると
店員さんがササッと別の眼鏡を持って登場。

そして、

「今掛けておられる眼鏡はラクなんです。
でも、機能性重視なので普段外出先で使うと
如何にもメガネを掛けてます!という
雰囲気に見えるんです。

そして、メガネはメイクと同じで
顔の形を変えてくれるものなので

気になる部分を補正する力もあるんです。
(ここ、女性には響きます!)

そこで、こちらの眼鏡を一度掛けてみて
もらうとわかると思います。」

ということで、もうひとつの眼鏡を試着。

そうすると、ガラッと雰囲気が変化し
さらに微調整をすることで

1つ目に掛けていた眼鏡とは違う
おしゃれなイメージが完成したでは
ありませんか。

 

その後、店員さんのお話を聞くと、
この道20年のベテランさんらしく

お客様の顔を見れば、
どういった眼鏡の形やバランスが
一番良いのかわかります。とのこと。

 

他にも
無理な売り込みセールスをしないとか

特徴よりもベネフィットを
伝えることはあたりまえとか

例え話が非常に上手とか

 

次々繰り出される身体性を伴った
言語と非言語からのメッセージは

 

ジョン・カールトンが言う

「ワン・ツー・パンチ」さながらの

美しく楽しく力強いセールスでした。

いや、ホント、
迷いのないセールスは素晴らしい。

 

今日は時間がおしていたため
店員さんのお名前をお聞きして
いったんお店を後にしました。

 

でも、当然ですけど、

 

これだけ気持ちの良い
セールスをされたのですから
ちかいうちに購入することは
間違いありません。

それも、
嫁さんの眼鏡と私の眼鏡
2つを購入することになるでしょう。

 

とすると、この店員さんは
1度の来店で心をつかみ

感情を動かしリピートさせ
2つの眼鏡を販売したことになります。

 

人は気持ちの良いセールスなら
そこでお金を使いたいもの。

心理トリガーや言い回しのテクニックを
磨くことに時間を費やすよりも

こう言ったセールスを生で体験するのが
セールスライターには必要なのだろう

そんなことを感じました。

 

知識での「わかっている」と
生で感じた「あ~、わかる」は別物。

 

2018年は、

レジを鳴らす人からセールスされる
回数を増やしていく年にしたいなと

宵ゑびすの帰りに思いました。

 

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