オウンドメディアは非常に頓挫しやすいものと理解しよう

えっ!?半年で頓挫してたの?
人材育成関係のリサーチをしていて、
残念なオウンドメディアを見つけました。
というよりは、この規模でもこうなるんだ、という感じです。
今回偶然見つけたオウンドメディアサイトとは、、、
1. こんな大手さんでも・・・
リクルートキャリアさんが運営する『carraria(カラリア)』。
ここは、2016年の3月にオープンしたサイトみたい。
リクルートキャリアさんらしく、採用にフォーカスしたオウンドメディアのようで、対談やインタビューなどの記事がアップされています。
でも、よく見ていくと、不思議なことが、、、
2. 半年で終了したのか・・・
『サンカクとグロービズ経営大学院の共同講座「サンカクの学校」第2回開催!』
という記事が、2016年8月4日に投稿され、、、
その次の記事は、2017年2月3日に投稿と・・・。
2016年3月からスタートし、2016年8月4日で一時ストップしていたもよう。
う~ん、約半年で頓挫したということですよね。
投稿が止まるということは、オウンドメディアとして機能していないという状態ですし、特にスピードが命の「採用」関係のメディアだったら、、、余計にね。
バズ部くらいになれば、記事の投稿無くても大丈夫でしょうけれど。
3. でも、復活!
しかし、頓挫したオウンデメディアを何とか再開しよう!
そんな気持ちからでしょうか。
2017年2月3日に新しい記事が投稿され、その後は月に1本くらいのペースで継続されているようです。
(それでも月1本。)
このサイト。
リクルートキャリアさんですから、それなりにお金も掛けておられるでしょう。
ライターや編集など、人材も豊かな状態で運営されていると予想するのですが。。。
実は、そんなこと、ないんですかね?
まとめると
結論から言うと、オウンドメディアは、スグにキャッシュを生み出しません。
地道に記事を作って投稿して、続けていくことでキャッシュを生み出せる「メディア」に育つことになります。
その為には、高品質で読みやすい記事が継続して必要です。
ということは、お抱えのライターがいないと継続は無理ではないかと。
(兼任のスタッフでは相当キツイでしょうし。)
記事の質、ライター。
メディアを持つと言うことは、更新を滞らせてはいけないことになります。
バズ部のように、意図して止めているのならまだしも、そうでない場合、良い印象は持たれません。
オープンしておくと「ちらほら」訪問者があるから放置。
そんなオウンドメディアも存在していると思いますが、マイナスの印象やイメージを持たれる可能性があるなら、
早期撤退
した方が良いようにも思います。
オウンドメディアを作って集客をお考えの方は、先にライターを見つけ、継続して記事が投稿できる運営体制を整える。
そして、PVだけにフォーカスしないで、問い合わせにつなげられる記事が必要だということも加えておきます。
この2点をお忘れなく。