京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

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お金掛かりますよ

      2017/03/20

お金掛かりますよ

お金掛かりますよ

去年の話です。

知り合いから、こんな相談を受けました。
「オレの知り合いが、最近、職業訓練のWEBアプリケーションコース入ってん」
「毎日通学するらしいんやけど、49歳から出来るん?」

そこで、私はこう聞きました。

「その人、前職はエンジニア?それとも趣味でやってた人?」

そうすると、こんな返答が

「ちゃうちゃう、外回りの営業」
「商品を決まったとこに持って行くやつ」
「あっ、ルート営業ちゅうやつやわ」

へっ?(わたしの心の声)
「なんで、WEBのプログラマーなん?」

と聞くと、衝撃の返答が。

ありがとうございます。日比野新です。
今日は、国会図書館4階のカフェからお届けしております。

で、その返答ですが、知り合いは本人からこう聞いたらしいです。
「かっこええし、時給高いらしいから」

あ~、このパターンか。

話はそこで終わりませんでした。

「ほんでな、一回、本人と会ってやってほしいねん」

なんで?

「現場のことを聞きたいらしいねん」

けど、アドバイスやったら、お金貰うで。

「あっ、そうなん。本人に聞いてみるわ」

それから3日後、近くのコメダ珈琲でお会いしました。

本人様から講座のことや、このスキルを身につけたら、どんなバラ色の仕事が待っているのかという話をお聞きしました。

「で、現場では、どうなんですか?」

と、聞いてこられました。

そして、私は真実をお話しました。

真実は、あまりにも本人のイメージと乖離していたようで、しばし沈黙。

「そしたら、講座だけじゃ足りないということですか?」

わたしは「趣味なら十分です。仕事なら足りません。」と答えました。

この時点で1時間を経過してましたので、そろそろお別れしようと思っていると。

「そこのところ、何が足りないのか、ちょっと教えてもらえませんか?」

と言ってこられたので、

「いいですけど、お金掛かりますよ。」

というと

「じゃあ、いいです」キッパリ

そして、ご自身の珈琲代だけ置いて帰られました。
(おい!ここまでのアドバイス料は!)

なんや、わたしじゃなくても良かったんやな。

このように、わたしは意図的に「お金掛かりますよ」というフレーズを会話にいれることがあります。

このフレーズは、相手が本気なのかどうかを計ることができるものです。

特に
・すぐに結果がほしい
・タダで仕入れて得したるねん
・アドバイスは話だけやからタダが当然
と思っているような人には効果的です。

当然、最初から本気だとわかってる人には言いません。
そういう人は、最初からこちらの価値をわかってくださっているので「タダで」なんて言われることはありませんから。

で、私も十分にわかっているんですが、

この方法はキレイな方法ではありません。
人間関係を壊す可能性もあります。

たぶん、腹の底では「ケチなヤツ」と思われているでしょう。
それとも、「金、カネって、がめついヤツ」と思われているでしょう。

しかし、過去の経験から「トラブル」のタネは最初に摘んでおくことが大切だとわかっています。

相手の「知識」「経験」「技術」には、それ相応の投資があったはず。
投資されたものを活用させて貰うのなら、それ相応の対価が必要だと思うんです。

私はそこに敬意と対価を払いたいと思うのです。

実は、この対価は、お金じゃなくても構いません。
ただ、共通認識としてわかりやすいので、お金を持ち出しているだけです。

さて、あなたは払いたいと思いますか?

それでは、また。

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