ギャップ
最近「経験ギャップ」を感じることが多いです。
「こういう人なのだろう」というイメージを持ち
実際にやり取りすると「へっ!?」みたいな。
そして、このギャップは文章にも同じことが言えます。
「たかが文章」ですが、文章とは結局、
書き手の独り言ですから、書き手の「らしさ」が
滲み出てしまうもの。
だから書店で買った本を読んだときと
著者が雑誌でインタビューを受けた記事を
読み比べたとき
「なんか違う・・・」
と感じてしまうことがあるのだと思います。
当然、書き物が世の中へ出てくるときには
編集や校閲が入りますから、
原文のままでないことはわかりますが、
余りにも、その人とのギャップが大きいと
違和感を通り越して
「ホントに書いてる?」
という、
世界最強の兵器である
「疑惑の種」
を心に植え付けることになります。
文章にしても
セミナーで話すにしても
その人の内側から滲み出るもので
相手は何か言語化できないことを
敏感に感じているのでしょう。
上手な文章
上手な語り口
上手なパフォーマンス
このようなことが満足できなくても
言ってしまえば、ヘタくそでも
自分の内側に入っているものを
出すことが大切なのだろうと思います。
そして、どんなにがんばったところで
自分に入っていないものは出せません。
「らしさ」「世界観」「主張」
こういうことが必要なのだろうと思うこの頃です。