エンジニア的テストの考え方
エンジニア時代、
バグが出て障害が発生すればするほど
テンションが上がっていた
IT現場の消防士役、日比野です。
セールスレターやステップメール。
どんなコンテンツもそうですが
お金を生み出すものに関しては
テストしてみないと
わからないことが多いです。
だから、
ダン・ケネディやロバート・コリアーも
オグルヴィもジョン・カールトンも
『テスト、テスト、テスト』
というのだと思います。
で、
一般的に「テスト」というと
「上手く行く方法を見つける」
というニュアンスが強いのですが、
SE・プログラマー出身の自分としては
テストとは
「上手く行かないことを見つける」
IT業界的に表現すると
「バグ(BUG:虫)をどれだけ見つけられるか」
という感覚があります。
目標としている結果は
どちらも同じなのですが、
正解を決定するために必要な
多岐にわたる変数を闇雲に調整するよりも、
結果がわかりやすい「NG」となる変数を
測定し計測することで、
最終的に「正解」へ至る変数値と閾値から
上手く行く細い道筋を見つけるという、
エンジニアの論理的方法です。
『テストして上手く行かない』とき
「成功法則が見つからない」と嘆くのか。
「NG項目が見つかってラッキー」と考えるのか。
ちなみに僕の場合、
このテストプロセスを
クライアントさんとの取引にも活用しています。
その結果、リピート率は86%くらい。
「ほしいものは何ですか?」よりも
「いやなものは何ですか?」の方が
人は考えやすいし行動も早いです。
僕にとってこの方法は、
使える方法なのだと思います。