「ちりめんじゃこ」と「しらす」って違うの?
2017/06/21

「ちりめんじゃこ」と「しらす」って違うの?
朝から去年9月に子宮筋腫の手術をした嫁さんの経過観察へ、高の原中央病院(奈良県)に行ってきました。
経過は良好と言うことで、診察は30分くらいで終了。
その後、ついでなので、病院近くの「サンタウン高の原」へ買い物に。
食品売り場をウロウロしていて、ふと疑問が・・・。
それが今日のタイトル
『「ちりめんじゃこ」と「しらす」って違うの?』
です。
過去、徳島の水産卸売市場内にある卸会社で仕事をしていたわりに、覚えていないという恥知らずなヤツは、私です。
そんなことで疑問を解決したいので、売場周辺を見渡すと
なんてすばらしいフォローでしょうか。
魚屋さんが違いを説明していました。
で、違いはというと
「ちりめんじゃこ」も「しらす」も、どちらも「いわし」の稚魚である。
その稚魚を
・釜茹でしただけなら「釜揚げしらす」
・釜茹で後、少し乾燥させたのが「しらす(干し)」
・しっかり乾燥させてたのが「ちりめんじゃこ」
「釜揚げしらす」がもっとも柔らかく、「ちりめんじゃこ」が硬いということですね。
スーパーの魚屋さん、すばらしい!
きちんと解説を書いて、印刷して店頭に貼ってましたから。
これ以外にも
- かえりちりめん:
4~5cm程度で、うろこが付いている、少し大きくなった魚を「ちりめんじゃこ」と同じ製法を施したもの- 田作り(「ごまめ」です):
5~6cm程度の生しらすを、釜茹でなしで素干ししたもの。(京都のお正月料理の代表です。)- 煮干(いりこ):
7~10cm程度に大きくなった魚を「ちりめんじゃこ」と同じ製法を施したもの。(出汁に使われるやつです。)
付加情報まで解説してあります。すばらしい。
普段、買い物して食べているのに知らないものです。
魚屋さん、ありがとう。
勉強になりました。