深堀りしたいときに使える4つの質問

深堀りしたいときに使える4つの質問
・意味をはっきりさせたい。
・共通の認識を持つため定義したい。
・深く掘り下げたい。
・核心に迫りたい。
こんなとき、下手な質問をすると、話があらぬ方向へと展開します。
その結果、時間だけ使って、何も成果がないということになりやすいです。
で、こんなマズイ展開にならない質問の方法を紹介します。
1. わかりやすく
「それをわかりやすく言ってもらえますか?」
人は不思議なもので、こう質問されると、もう一度自分の頭の中で整理して話し始めます。
この「整理」するところがポイントで、多くの人は整理しないまま、思いつくままに話していることがあります。
やんわりと、この質問を投げかけてみてください。
2. それでもわかりにくいとき
「ひとつ例をあげて説明してもらますか?」
この質問が有効です。
こう質問すると、相手も「例えば」と話し始めてくれるでしょう。
例が出てこない場合は、相手自身が話の内容を理解できていないことが多いです。
3. まだわかりにくいとき
「具体的にはどういうことですか?」
この質問は最後の手段です。
ほとんどの場合、この質問をされると、答える側は頭をフル回転させて、より具体的に答えようとします。
ということは、「具体的に」と言わなければ、多くのシーンで相手は「具体的に」考えて整理しないまま、思いついたまま言葉を発しているだけとも言えます。
4. イマイチわからない
「ここでの本当の問題は何ですか?」
どう聞いてもポイントがボヤっとしていてわかりずらいとき、この質問が効果的です。
「問題」という言葉が出てくると、相手は無意識に「問題点」を探し始めます。
実は問題点など無かったとしても探してしまいます。
そして、出てきた答えが問題でなかったとしても、次の質問のきっかけになることが多いです。
まとめると
これらの質問を言うときは、「攻撃的ではない」調子で言いましょう。
攻撃的になると「質問」ではなく「詰問」になってしまいます。
そうなると、相手は頑なになりますし、心を閉ざします。
気分的にも不快な状態になることもあるでしょう。
あくまでも質問をしている理由は、
自分が相手の言っていることを正確に理解したいため
正確に理解しているか確かめるため
この2つの気持ちが、相手にわかりやすく伝わるように質問することです。
ビジネスの場面で、相手の言っていることがわからない。
相手の言っていることのポイントがわからない。
そんなとき、活用してみてはいかがでしょうか。