これで安心!オウンドメディアのコンテンツ企画の作り方

思考を解放して、融合と位相を考えて見よう!!
おそらく、今年中にオウンドメディアは淘汰されることでしょう。
でも、淘汰されるだけで、無くなることはありません。
この現象が表す意味は、
会社にとってのオウンドメディアは
「存在して当然」
となり、見込み客との「コミュニケーションツール」という位置づけになるのだと思います。
そうなると、中途半端なサイトは淘汰されていくとして、堅実に会社の情報資産とし、見込み客とのツールとして存在させるためには、コンテンツの企画が重要になってきます。
そこで今日は、コンテンツの企画を出すアイデアをお届けします。
ターゲットを掌握
今さらな話ですが、コンテンツの企画を出すためには、コンテンツを届けたいターゲットを明確にしておくことが必要です。
そして、コンテンツの目的も、今一度見直しておきましょう。
ターゲットだけが存在して、コンテンツの目的が曖昧なことが多いものです。
コンテンツの目的が曖昧だと、読者へ行動を促せませんから、コンテンツを読まれても期待している成果へ導けないことになります。
悩みの整理
ターゲットが決まったら、現状を確認します。
・どのような問題を抱えているのか
・どのような不安を抱いているのか
・このままだと将来どんなことになると想像しているのか
ここを見つけると、次には、その原因を発見します。
・問題の原因は何か
・不安の原因は何か
原因が発見できれば、解決方法がわかります。
・コンテンツで、どんな解決方法を伝えるのか
・コンテンツで、どんな提案をするのか
ここまでOKでしょうか?
この段階を「企画」としてコンテンツを作っても良いのですが、このままだと
「あっ、そう」
「フーン」
と言われてしまう可能性が高いです。(普通のノウハウ記事です。)
そこでフックのために、論理的に企画アイデアを変化させます。
融合と位相
オウンドメディアのサイトコンセプトから外れるのはいけません。
でも、コンセプト内なら、少し切り口を変えるだけで、他とは違う企画になります。
その方法とは、「融合」と「位相」です。
融合とは
・無関係なもの
・正反対なもの
・異質なもの
を融合することです。
例えば、
あなたは電車に乗っています。
あなたの目の前に、スーツ姿のサラリーマンが、つり革を持って立っていました。
ふと、あなたは目の前のサラリーマンの足元に目をやります。
あなたの目に飛び込んできたのは、超似つかわしくない「つま先が尖り反り返った革靴」。
そこであなたは、視線を電車の「中つり広告」へ移します。
そうすると目に入ったのは週刊誌の広告でした。
広告には芸能人とキャバ嬢のスクープが。
ここで、融合します。
つま先が尖り反り返った革靴 + キャバ嬢 = キャバ嬢に「似合っているぅ~」と言われて信じた靴
ここから企画にすると
「キャバ嬢が明かす サラリーマンがその気になってダマされたアイテムTOP10」
これで企画がひとつ完成です。
位相とは
位相とは「ずらす」ことです。
例えば、今の企画をずらしてみましょう。
「キャバ嬢が明かす サラリーマンがその気になってダマされたアイテムTOP10」
これを「ずらす」と、
「彼女の告白 彼がキャバ嬢にダマされたことを知った瞬間」
視点をずらすことで、もうひとつ企画ができました。
「ずらす」ことを知ると、企画が今までと違った切り口になります。
「彼女の告白」を「妻たちの告白」にずらせてもいいですね。
主役を「キャバ嬢」から「彼女」へ、そして「妻たち」へ。
視点を変えて、サラリーマンにしても企画が完成します。
まとめると
ひとつの企画から、複数の企画へ広げられますから、サイトのコンセプトから外れない程度に展開してみてください。
コンテンツは企画が大事です。
どうしても力任せに作ってしまいそうになりますが、企画があってこそのメディアサイトです。
頓挫させないように、企画をきちんと練って、信頼され役立つ情報を発信していってください。