京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

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問い合わせを起こすには、チラシやホームページのデザイン動線が大事

   

問い合わせを起こすには、チラシやホームページのデザイン動線が大事

へっ?飛び出して・・・ないやん

今日はお昼から、大阪のアメ村へ行ってきました。

基本、アメ村周辺は人が多いので、私は人が少ないところを選んで目的地まで向かいます。

土曜日ということもあり、会社関係はお休みなので、会社の事務所が集まっているところを散策しながら移動。

そんなとき、あるイメージによって、脳が混乱する経験をしたのです。

 

飛び出し君(飛び出し坊や)だよね

ビルの1階の入り口付近に「飛び出し注意!!」の看板が、、、。

向かって左が道路。
右が入り口。

で、メッセージが

「飛び出し注意!!」

そして、イメージがコレ↓↓↓

飛び出し坊や1

ビルへ駆け込んでる!!

「ちょ、ちょっと、入り口に駆け込んでるやん」

「飛び出してないやん」

メッセージとイメージの動線が一致していない。

一瞬、思考が混乱しました。

 

動線とは何か

「動線(どうせん)」呼ばれる言葉がデザインにあります。

国語辞典で「動線」の意味を調べると

建築・都市空間における人や物の動きの量、方向、つながりなどを示す線

となっています。

また、百貨店やショッピングセンターの場合ですと

人やものが移動する経路や軌跡のこと

という意味で使われているようです。

で、

私たちセールスライターに馴染み深いチラシやホームページでは、どんな意味なのかと考えると

お客様視点に立った、お客様の視線の動きを予測すること

と言えるのではないでしょうか。

どこから見始めてもらい、最終目的はどこへ向かってほしいのか。
その先には、行動してもらいたいことを用意しておく。

私はこういうことだと思っています。

 

チラシやホームページの動線の基本2つ

チラシには「Z型」と言われる動線があります。

また、ホームページには「Z型」と「F型」と言われる動線があります。

こんな動線ですね↓↓↓

デザインZ型とF型

Z型とF型

「Z型」は、単純にチラシです。
新聞の折り込みチラシを見てみましょう。

左上に一番伝えたいことが書いてあります。

「F型」は、アマゾンのサイトが典型的です。

左にメニュー、右へ向かった線上に選んだ商品。
ひとつ下の横線上には類似の商品。

 

問い合わせが増えない原因かも

チラシもホームページも、書いてあることが良くても、デザインが優れていても、ユーザーの視線を考えておかないと、見てほしいところを見てもらえません。

また、注意を引きたいと思っても、スルーされて目を止めてもらえないことになります。

コンテンツマーケティングを展開しているサイトで、内容のある記事を作っているけれど「問い合わせ」が増えないのなら、動線を見直してみてください。

基本の「Z型」「F型」に立ち戻ってテストしてみるのがわかりやすいのでおすすめです。

 

飛び出し君のデザインは?

で、

最後に今回の「飛び出し君」ですが、こうだったら意味があるように思います。↓↓↓

飛び出し君2

やっと道路へ飛び出した!!

こっち向きだったら、飛び出してくるイメージなので違和感なく「あっ、注意しよう」と感じるのかなと。

ちょっとのことですが、左右が違うだけで違うものですね。

デザインが凝っているかどうか、美しいかどうか、ということではなく、ユーザーの立場に立った視線の動き(動線)になっているか。

ここは注意しておきたいところだと、飛び出し君から学んだ日でした。

 

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