問い合わせを起こすには、チラシやホームページのデザイン動線が大事

へっ?飛び出して・・・ないやん
今日はお昼から、大阪のアメ村へ行ってきました。
基本、アメ村周辺は人が多いので、私は人が少ないところを選んで目的地まで向かいます。
土曜日ということもあり、会社関係はお休みなので、会社の事務所が集まっているところを散策しながら移動。
そんなとき、あるイメージによって、脳が混乱する経験をしたのです。
飛び出し君(飛び出し坊や)だよね
ビルの1階の入り口付近に「飛び出し注意!!」の看板が、、、。
向かって左が道路。
右が入り口。
で、メッセージが
「飛び出し注意!!」
そして、イメージがコレ↓↓↓
「ちょ、ちょっと、入り口に駆け込んでるやん」
「飛び出してないやん」
メッセージとイメージの動線が一致していない。
一瞬、思考が混乱しました。
動線とは何か
「動線(どうせん)」呼ばれる言葉がデザインにあります。
国語辞典で「動線」の意味を調べると
建築・都市空間における人や物の動きの量、方向、つながりなどを示す線
となっています。
また、百貨店やショッピングセンターの場合ですと
人やものが移動する経路や軌跡のこと
という意味で使われているようです。
で、
私たちセールスライターに馴染み深いチラシやホームページでは、どんな意味なのかと考えると
お客様視点に立った、お客様の視線の動きを予測すること
と言えるのではないでしょうか。
どこから見始めてもらい、最終目的はどこへ向かってほしいのか。
その先には、行動してもらいたいことを用意しておく。
私はこういうことだと思っています。
チラシやホームページの動線の基本2つ
チラシには「Z型」と言われる動線があります。
また、ホームページには「Z型」と「F型」と言われる動線があります。
こんな動線ですね↓↓↓

Z型とF型
「Z型」は、単純にチラシです。
新聞の折り込みチラシを見てみましょう。
左上に一番伝えたいことが書いてあります。
「F型」は、アマゾンのサイトが典型的です。
左にメニュー、右へ向かった線上に選んだ商品。
ひとつ下の横線上には類似の商品。
問い合わせが増えない原因かも
チラシもホームページも、書いてあることが良くても、デザインが優れていても、ユーザーの視線を考えておかないと、見てほしいところを見てもらえません。
また、注意を引きたいと思っても、スルーされて目を止めてもらえないことになります。
コンテンツマーケティングを展開しているサイトで、内容のある記事を作っているけれど「問い合わせ」が増えないのなら、動線を見直してみてください。
基本の「Z型」「F型」に立ち戻ってテストしてみるのがわかりやすいのでおすすめです。
飛び出し君のデザインは?
で、
最後に今回の「飛び出し君」ですが、こうだったら意味があるように思います。↓↓↓
こっち向きだったら、飛び出してくるイメージなので違和感なく「あっ、注意しよう」と感じるのかなと。
ちょっとのことですが、左右が違うだけで違うものですね。
デザインが凝っているかどうか、美しいかどうか、ということではなく、ユーザーの立場に立った視線の動き(動線)になっているか。
ここは注意しておきたいところだと、飛び出し君から学んだ日でした。