先延ばしにする
7つの習慣をご存じかと思います。
この中に、第一領域、第二領域という話が出てきます。
簡単に言うと、
第一領域とは、今すぐやる重要なこと。
第二領域とは、今すぐじゃないけれど重要なこと。
第三領域とは、重要じゃないけれど、今すぐなこと。
第四領域とは、重要でも今すぐでもないこと。
で、第一領域は「仕事」ですね。それも直近でキャッシュを生み出すようなことと考えるといいかもしれません。
第二領域は、今すぐキャッシュは生み出さないけれど、今からやっておかないと後々に影響すること。スキル獲得とか、そういうことですね。
そして、第三領域、第四領域がありますが、ここでちょっと考えると、実は「やらなくてもいいこと」なのではないか、ということがわかります。
だって重要じゃないんですからね。
だから、僕の場合、第三領域や第四領域に入ったことは
『先延ばしにする』
このように決めています。
第三領域、第四領域の事とは言っても、締め切りが決まっていることがありますから、先延ばしにするとしても、そこは少し気にして「先延ばし」にする。
そうすると、不思議なことに、締め切り直前になって
「そろそろやらないとね」
と腰を上げようかと思うころ、第三領域や第四領域のことがキャンセルされるんですね。
そこでいつも思うわけです。
『慌ててやらなくてよかったな』と。
多くの人は無意識に、第二領域を「先延ばし」にしがちです。
でも、本来「先延ばし」にするのは、第三領域や第四領域。
第三領域、第四領域に入ったことは、締め切り限界まで「先延ばし」にする。
そうすると、ほとんどは「どっちでもいいこと」なので、やってもやらなくても良かったことになります。
あなたはも「先延ばし」して、第二領域にリソースを集中しませんか?