京都日々新の売る文章脳

セールスコピーライター『京都日々新』の売る文章脳

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人はどんな状況でも権力を誇示し続けたいのかもしれない

      2017/03/21

PEOPLE EATER 1

人には「生命の8つの躍動」があると、『現代広告の心理技術101』で紹介されています。

この8つはどの人間にもプログラミングされている、生物学的な欲求であるとこの書籍では語ってあります。

ありがとうございます。日比野新です。

8つの欲求を書籍から引用しますと、

1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2.食べ物、飲み物を味わいたい。
3.恐怖、痛み、危険から免れたい。
4.性的に交わりたい。
5.快適に暮らしたい。
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
7.愛する人を気遣い、守りたい。
8.社会的に認められたい。

引用:現代広告の心理技術101

なぜ、この話を私が今日するのかと言いますと、昨日DVDで『マッドマックス 怒りのデスロード』を再度観ていて感じたんです。

あの映画を見た人はわかると思いますが、基本的に上の8つのうち、6つくらいは常にどのシーンでも当てはまっている。

「生き残りたい」
「長生きしたい」
「恐怖から免れたい」
「認められたい」
などなど。

だから見ている人は、どんどん映画に引き込まれていくのでしょう。

そして昨日観ていて、ひときわ目を引いたのが「権力の誇示」。

おそらく「権力の誇示」は、8つの欲求をすべて、そしていつでも手に入れるための方法。

ようは、自分の好きなようにやりたい。ストレスなし。

映画の設定としては、ほぼ文明は崩壊している。
近くには自分たちのコミュニティしかない。

すでにコミュニティの中で力を持っているなら、それ以上に権力の誇示は必要ないはず。

しかし、この映画のスタッフは、人間の欲求とはそんな生やさしいものじゃない。
そうリサーチして設定し、作り込んだのでしょう。

そして、その感覚をイメージ化したのが今日のアイキャッチ画像の左側のトラック。

よく観てください、トラックの土台にベンツが乗っかっていますよね。

これいかに!

PEOPLE EATER 2

トラックの走行性+ベンツで権力誇示。

冷静に考えると「トラックだけでええやん」。

でも、おそらく人は、どんな状態になっても際限なく権力誇示をしたいものなのでしょう。

小さなコミュニティの中でも権力を誇示したい。

トラックの上に、権力の象徴である「ベンツ」を載せて走りたい。

映画の中の話ですから、現実的にはあり得ないデザイン。
でも、もしかすると、人間の根源的なところでは、こういうデザインの人生を欲しているのかもしれません。

際限のない権力誇示。

すべては8つの欲求を、自分が好きなときに叶えるため。

結局ヒトは「自分のことに一番関心がある」のですから、こういう考え方も知っておくことが重要かと。

ジョン・カールトンも何かの教材で言ってましたが、様々な人と短い時間でも心の触れ合いができることが、セールスライティングに活かされてくる。

そんなことを考えると、一度くらい「トラックの上にベンツ」が載っかったトレーラーに乗ってみる必要があるのかもしれない。

乗ると驚くくらい「権力誇示指向」が研ぎ澄まされて、自分の器が広がるかもしれないな。

えっ?乗りたくない?

すいませんでした・・・。

それでは、また。

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