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荒壁をキャンバスに

      2017/03/21

荒壁をキャンバスに

墨絵です

朝から中信ビジネスフェアに行ってきました。

京都の信用金庫主催のイベントで、毎年行われている恒例イベント。

出展会社のジャンルも多岐にわたっておりました。

そんな中、ウロウロと
・プロモーションとか
・販促グッズとか
・京都という市場
を見て聞いて話していたのですが、その中で目が止まったブースがありましたので、今日はご紹介したいと思います。

ありがとうございます。日比野新です。

今日はリアルタイムなことをお話ししたかったので、智頭連載はお休みです。
明日は智頭連載に戻ります。

それでは、どうぞ!

私の実家も建て替える前は、壁と言えば「土壁」でした。
土壁は、土と補強用に藁を塗りこんだ壁で、ぶつかったり、こすれたりすると落ちてくる、あるいみ「やっかい」な部分もあるもの。

でも、土特有の呼吸というか温もりがあるので、体や精神的な部分には大変やさしいものです。

でも、最近は「非効率」なので木材にクロスを貼った壁がほとんど。
(この非効率とは、熱効率(冷暖房)やメンテの手間、掃除の手間などという意味です。)

京都の住宅でもクロスがほとんどになっている現在に、あえて土壁の良さを伝えようとされていたのが、「株式会社 丸浩工業」さんでした。

単に「土壁」というだけでは、なかなか興味を持ってもらいにくいですし、そもそも新築で土壁を選ぶ人がほとんどいません。

そういった状況でのアプローチとして「土壁」を「荒壁パネル」として発案。
そして「荒壁パネル」を「キャンバス」に見立て、左官アートにされた発想がおもしろいなと。

お話しをお聞きすると、荒壁は墨やアクリル系の絵の具でも使えて、絵や文字も描くことができるとのこと。

京都の芸大でも、キャンバスにして絵を描いている学生もいるらしい。

古民家をリノベーションするときに、客間だけ土壁にして絵を書いたりするとおもしろいのではないでしょうか。

絵画です

絵画になってます

油絵みたい

油絵みたい

屏風?

屏風?

 

という話なんですが、これって従来の「壁」という使い方から「キャンバス」という使い方に切り口を変えたから出来たことだと思うんです。

土壁だからボロボロと崩れて大変。
という不満を、絵を描くことで崩れることが「味」に変わったというのもおもしろい。

思い込みで見ていると出てこない発想ですが、何かを「ズラす」ことで違ったことになる。

そうすると、ターゲットも変わるのでアプローチが変わる。

というように、マーケティング視点でみると考えられるのですが、

ご本人は「土壁」の良さを伝えたいという思いだけなのだろうと感じました。

マーケティングも大事ですが、自分が本心で誰かの役に立てることにこだわってやり続けると、こんな展開にもなるんだな。

この辺は、先日の智頭合宿で出会った人たちの仕事ぶりにも通じていますから、これからは「自分のこだわり」&「非効率」が大事になってくるのかもしれません。

あなたは、自分の本心を表現していますか?

追伸
後で知ったのですが、関西では有名な「となりの人間国宝さん」に選ばれておられたらしい。

人間国宝さんの記事はこちらから

土の温もりが感じられる、左官アートギャラリーはこちらから

それでは、また。

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