京都日々新の売る文章脳

セールスコピーライター『京都日々新』の売る文章脳

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推しアイテムほど、推しじゃない

      2017/12/06

「○○が当店のいち推しなんです。」

という声やチラシを見たり聞いたりすることが多いです。

でも、多くの場合、この推しアイテムを「推し」だと思っているのは、店主だけ。

消費者から見ると「どちらでもいい」または「へっ?」という認識程度であることが多いです。

 

そこで、この違いはどこから来るのかというと、ご自身のお店に興味をもった消費者が

『何を手に入れたいのか』

もう少し進めるなら

『どんな風になりたいのか』

という本質に気づいていないからだと思います。

 

例えば、むちゃくちゃ高性能で高額な歯医者さんのユニットが導入されていたとして、ユニットの説明をされても消費者はわからんのです。

というより、消費者が歯医者に興味があるときは、だいたい

・歯が痛い
・歯が抜けた
・血が出ている

そんなときですから、ユニットの性能なんて「どうでもいい」のであって、消費者がほしいことの本質は

「痛みを取りたい」
「痛みをなくしたい」

そして、

「痛みを気にせず暮らしたい」
「好きなものを食べたい」

とか

「明日からの旅行を楽しく行きたい」

というのが結論でしょう。

 

まさか

「○○製の最新ユニットですか!来院します!治療してください!」

という人はマニアか同業者ですから、そういう人をターゲットにするなら良いですが、そうでないのなら推しアイテムは選択のポイント上位にはなりにくいということですね。

 

よほど有名で特別なアイテムなら、推しアイテムになるかもしれません。
(ピカソが作った「世界で一つしかない歯科ユニット」なんてものがあれば、推しになるかもしれないです。無いけど。)

でも、そんなアイテムはほとんどないので、自分が推しだと思っているアイテムは、差別化の要素にはならないということでしょう

 

だからセールスライターは、相手の言う「推しアイテム」を信じてはいけないと思います。参考程度にするのがいいかなと思います。

ライターに必要なのは、あくまでも、ターゲティングした消費者から見て「推し」なのかどうかが重要だと思います。

(でも、セールスコピーライターには、最低2名のお客様がいることも忘れてはいけません。)

 

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