PDCAはもう古い。これからは米軍も活用する「OODA」だ
2017/05/26

『PDCA』?、それとも『OODA』?
おもしろい話題を見つけましたので、今日のブログで自分への備忘録としても書いておきたいと思います。
セールスコピーを勉強していると「PDCA」という言葉に出会うと思います。
これは、
P・・・Plan(計画)
D・・・Do(実行)
C・・・Check(評価)
A・・・Act(改善)
という、生産管理や品質管理を円滑にするための方法です。
そして、この方法を「仕事ができる人」がやってる、として紹介されるようになりました。
その結果、あっと言う間に「PDCA」がビジネスの世界に浸透。
今や経営コンサルタントさんで「PDCA」を言ってない人は、いないかもしれませんね。
PDCAはマネジメント向き
「PDCA」は管理業務(マネジメント)に強いです。
これは管理業務という特性上、全く予想しなかったことが多発することが少ないからです。
(天変地異やテロ、暴動、革命などが起こらない限り、だいたいは予想できてます。)
ですから、最初に「計画」することができるんです。
そして「PDCA」がビジネスの現場で最初に言われだした頃を思い出すと「バブルが弾けて不景気だ」と言いながらも、まだまだ「売れた」時代でした。
だから「PDCA」が上手く機能したと言えます。
しかし、昨今は状況が変わってきてます。
ビジネスは今やゲリラ戦
まず、モノが売れません。
次に何が起こるかわかりません。
過去の「アメリカとソ連」の冷戦なら「PDCA」でOKです。
相手がハッキリし、ある程度相手のことも、CIAとKGBで諜報活動しているから知っている。
でも、現在のビジネスの現場は変化が激しい。
状況としては「ゲリラ戦」とも言えます。
誰が相手かわからない。
いつ起こるかもわからない。
臨機応変さを重視
そこで、登場したのが「OODA」という手法。
これは、まずは相手を観察する、というところから始まります。
O・・・Observe(観察)
O・・・Orient(方向付け)
D・・・Decide(決心)
A・・・Act(実行)
従来の「PDCA」のように「計画立案→忠実な実行」ではなく、臨機応変さを重視しているため「観察」から始めるのだそうです。
「モノ」を売る時代の「PDCA」から、「体験」を売る時代に即した「OODA」を活用することで、予算計画から売り上げを考えるのではなく、お客様の悩みや問題を観察して解決策を提供し、その結果として売り上げが発生する。
こんな方法がジワジワと始まっているようです。
まとめると
ダイレクト・レスポンスを勉強していると、この話を聞いても「当たり前」と感じますが、一般的にはまだまだ浸透していない考え方なんでしょう。
ということで、PDCAとOODA、覚えておくと得することがあるかもしれません。
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