京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

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当たり前を、さも「特別」に表現する

   

自宅から

偶然ですが、地域密着型のホームページ制作会社のチラシ(オフライン)が舞い込んできたので、ボヤいてみたいと思います。

このチラシ、見ていくとわかるのですが、ウリはなにかというと

「ホームページ集客に強いホームページをつくること」

 

でもですよ、なぜ自分たちはオフラインのチラシなのかということです。
どうして自分たちの集客はホームページではないのか。

まぁ、ここは大目に見ましょう。

 

さて次、大きく「無料」と書かれたオファーがあります。
何が「無料」なのかというと、、、

「初回のデザイン提案が無料」

ただし条件あり。トップページのデザインだけ。

おいおい、ちょっとまて!

それは「無料のデザイン提案」ではなく、見積もりするため、営業がプレゼンするために「必要」なものだろう。

今どき、ホームページの見積もりで有料のところありますか?
あれば、そこは相当な実績と結果を出しているところでしょ。

最低でもサイトマップまでは無料で提案するでしょ。無料は「価値のあるもの」をゼロ円で販売するから意味がある。
最初からビジネスに必要なものを「無料」で提案というのは、ちょっとね~。

 

また、こんなのもあります。

「役立つアドバイスを致します」

どんなアドバイスなのかというと
・商品写真を横長にして大きくしましょう
・文字を大きくしましょう
・ワードプレスでブログをやりましょう

いやいや、これもわざわざ「アドバイス」というほどのものではないだろ。
今は普通だし、これだけじゃHP集客で成果はほぼ出ない。

 

と、あれこれボヤいてみましたが、このように、さも「特別」なこととして表現すると、知らない人は感心します。

セールスレターでも、コンテンツマーケティングでも、DRMでも同じですが、いつも扱っている私は知っているし当たり前。
でも、知らない人に「特別」なことのように表現すれば、それはそれで良かったりします。

そのためには、自分のターゲットが誰なのか。
どんなステージにいる人なのか。

ここを理解しておければ、当たり前もスペシャルになるわけです。

 

やりすぎるのは良くないですが、ほどほどならターゲットによっては「あり」でしょう。

 

あなたのビジネスで市場を変えることで「スペシャル」に映り表現できることはありますか?
これが見つかると、新しい市場を獲得できるかもしれません。

 

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