当たり前を、さも「特別」に表現する
自宅から
偶然ですが、地域密着型のホームページ制作会社のチラシ(オフライン)が舞い込んできたので、ボヤいてみたいと思います。
このチラシ、見ていくとわかるのですが、ウリはなにかというと
「ホームページ集客に強いホームページをつくること」
でもですよ、なぜ自分たちはオフラインのチラシなのかということです。
どうして自分たちの集客はホームページではないのか。
まぁ、ここは大目に見ましょう。
さて次、大きく「無料」と書かれたオファーがあります。
何が「無料」なのかというと、、、
「初回のデザイン提案が無料」
ただし条件あり。トップページのデザインだけ。
おいおい、ちょっとまて!
それは「無料のデザイン提案」ではなく、見積もりするため、営業がプレゼンするために「必要」なものだろう。
今どき、ホームページの見積もりで有料のところありますか?
あれば、そこは相当な実績と結果を出しているところでしょ。
最低でもサイトマップまでは無料で提案するでしょ。無料は「価値のあるもの」をゼロ円で販売するから意味がある。
最初からビジネスに必要なものを「無料」で提案というのは、ちょっとね~。
また、こんなのもあります。
「役立つアドバイスを致します」
どんなアドバイスなのかというと
・商品写真を横長にして大きくしましょう
・文字を大きくしましょう
・ワードプレスでブログをやりましょう
いやいや、これもわざわざ「アドバイス」というほどのものではないだろ。
今は普通だし、これだけじゃHP集客で成果はほぼ出ない。
と、あれこれボヤいてみましたが、このように、さも「特別」なこととして表現すると、知らない人は感心します。
セールスレターでも、コンテンツマーケティングでも、DRMでも同じですが、いつも扱っている私は知っているし当たり前。
でも、知らない人に「特別」なことのように表現すれば、それはそれで良かったりします。
そのためには、自分のターゲットが誰なのか。
どんなステージにいる人なのか。
ここを理解しておければ、当たり前もスペシャルになるわけです。
やりすぎるのは良くないですが、ほどほどならターゲットによっては「あり」でしょう。
あなたのビジネスで市場を変えることで「スペシャル」に映り表現できることはありますか?
これが見つかると、新しい市場を獲得できるかもしれません。