お客様を虜にする!集客で使える経験価値マーケティングとは

経験価値マーケティングとは
商品やサービス、価格面での価値ではなく、お客様が利用することで得られる心理的な満足感や感動に価値を置くことを
「経験価値」
と呼びます。
例えると「スターバックス」がわかりやすいですね。
(ディズニーランドも経験価値です。)
この「経験価値」は、次の5つにわかれています。
1. Sense
感覚的な経験価値です。
五感に働きかける経験で、デザインや香り、味というもの。
他には、商品の陳列方法も含まれます。
2. Feel
情緒的な経験価値です。
お客様の感情や気分に訴求した経験です。
わかりやすい例としては、アパレル関係の接客ですね。
3. Think
認知的な経験価値です。
お客様の知的好奇心を刺激することで、創造的な経験をしてもらうことです。
コンセプトで勝負するイメージですね。
4. Act
肉体的な経験価値です。
今までにないライフスタイルなど、肌で感じるようなことです。
5 Relate
関係的な経験価値です。
あるブランドの集団に関わる。
特定の文化がある集団に関わる。
人間が本能的にもっている、集団への帰属意識を訴求することです。
まとめると
スターバックスは「スターバックスでの体験」を売っています。
店舗以外にウェブでも体験を売っています。
ウェブでは、コーヒーではなくライフスタイルのコンテンツを発信していますし、コミュニティでは、顧客が投稿した内容が公開されています。
スターバックスが一方的に、顧客へ商品やサービスの情報を提供するのではなく、顧客同士が関係を作って、コミュニティの中で体験を楽しむようになっています。
そして、この方法で、スターバックスは顧客ロイヤリティを高めていることは、誰もがご存じのことだと思います。
経験価値を使ったマーケティングは、お客様の主観的な評価が最大限に発揮されるのが特徴。
良い評価が増えることで、お客様のリピートが増えれば、スターバックスのようなブランドとして成功できる戦略です。
自分のビジネスで「経験価値」を活用できないか、考えてみるのもいいと思います。
使うとしたら、5つの中のどれを使いますか?