コンテンツマーケティングの記事でキャッシュを生み出す方法

PVではない。キャッシュを生み出せ!!
コンテンツマーケティングという言葉が日本で登場したのは、まだまだ最近のことです。
FREE戦略にもつながりますが、無料で価値のあるコンテンツを提供することで、訪問者を増やし、ファンを増やし、販売につなげる戦略です。
でも実際は、コンテンツを提供している多くのサイトで、訪問者が増えないとか、PVは増えるけれどキャッシュにつながらないということがあります。
PVを増やすには、Googleが喜ぶSEO的な戦術や、SNSとの連携という対策があります。
しかし、PVアップをクリアしても、広告の表示収入が増えるくらいで、思っている部分でキャッシュを生み出せないことも多いと聞きます。
(広告の表示収入でもOKという人も多いですが。)
特に個人事業主さんや社員が10名未満の会社さんでは、PVばっかり増えてもキャッシュにつながらないのは遠慮したいところです。
だって、この状態を言い換えると「万引きされ放題」なわけですから。
そこで、万引きされ放題から脱却するための「コンテンツ記事」を作るヒントを紹介します。
1. 訪問者のほしいものは?
訪問者が増えても、訪問者が記事を最後まで読んでいないことがあります。
これは記事に対する「滞在時間」をアナリティクスで見ればわかりますが、想定している時間に到達していない場合、おそらく最後まで読まれていません。
それには理由があります。
どんな理由かといいますと、訪問者にとってその記事は
・問題から逃げ出せるもの
・悩みが解決できるもの
・治癒、治療できるもの
これらのものでない、と判断されているからです。
「いやいや、ちゃんと解決できることを書いてるよ」という声が聞こえてきそうですが、記事の内容は次でご説明するような基準になっていないでしょうか。
2. 基準は誰?
確かに解決できることが書いてある。
それは理解できるのですが、その書き方というか、流れが訪問者に寄り添っていないと、まずは最後まで読んでもらえません。
では、どんな基準はNGなのかというと
『自分の基準で書く』
これはNGです。
ということは、おすすめの基準とは反対のことですから、
『相手の基準で書く』
これが正解。
3. もう少し掘り下げてみると
相手の基準と言っても、どんな基準なのでしょうか。
もう少し掘り下げてみます。
そうですね、あなたの趣味を思い浮かべてください。
思い浮かびましたか?
その趣味は、始めてから今日で「何年目」ですか?
3年目、5年目、10年目でしょうか。
それでは、その趣味の中で難しいテクニックや考え方を理解し、できるようになっていることはありますか?
では、最後にお聞きします。
その難しいことは、趣味を始めたとき、すぐにできましたか?
やりたいけれど、できなかった時期もあったのではありませんか?
ここがポイントです。
相手を基準とするとき、今、あなたにイメージしてもらったことが重要になってきます。
・初めて困難に出会った人
・初心者
この2つを「基準」にしてほしいのです。
そして、この2つの基準に向かって、あなたが「始めたころの人」に教えるように思考してみてください。
まとめると
ネットで検索しているほとんど人は、何らかの「問題」を抱えています。
そして「問題」の解決策を探しています。
また、検索している人の中で「問題」を多く抱えているのは「初心者」です。
ですから記事の内容は、できるようになった「自分」ではなく、今回紹介した2つの基準に合わせることが必要でしょう。
知ってしまった人間が、細やかにわかりやすく、問題の解決方法をひとつ一つ教えることは簡単ではありません。
でも、コンテンツマーケティングでキャッシュを生み出すために記事を作成されているのなら、この基準は意識しておくのが良いと思います。