資料づくりでいきなりパワポを起動するヤツは、○○だと思う
2017/03/21
○○にはなんて入るでしょう?
あなたのイマジネーションで、ぴったりな単語を入れてみてください。
今日の話は、パワポで資料を作るときのコツを思い出したのでお話します。
ビーコン小野さんの講座「オウンドメディアの記事の書き方」。
この講座の資料を作成していて、パワポで資料を作るときのコツを思い出したので書いておこうと思いました。
ありがとうございます。日比野新です。
前職のシステムエンジニアとかプログラマーというとパワポ関係ないよね、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
が、しかし、実際は私たちが作成した資料にちょっとだけ追記したり、作成者の名前を変えたりして、偉い方々が「あ~でもない、こ~でもない」と会議されていたりするんです。
なので、ここ15年くらいは「パワポでの資料作成」も仕事のひとつでした。
パワポの資料作成の失敗パターンというと、ライティングと同じで、1枚目のスライドと最後のスライドで話が一致していないことが多いこと。
その次に多いのが「誰に」向けた資料なのか、よくわかんないもの。
無駄にアニメーションが多いとか、字が小さくていっぱい書いてあるとか。
不思議なのは、こういうパワポ資料、作った人に聞くと予想を上回る時間を掛けて作ってたりします。
なぜそんなに時間を掛けて作ったのに、
・話が首尾一貫していないのか
・誰に向けたのか不明なのか
・2~3行でまとめられる文章を、10行以上使っているのか
と思うのですが、これ、実は作り方に共通点があるんです。
こういう資料を作る人たちを横目で見て観察していたとき、気づいたんですが、共通する行動がある。
・いきなりパワポを起動して図とか文章を入力しはじめる
・思いつきでどんどんスライドを追加していく
・ネタ資料が机の上にない
・かと言って、パソコンの画面にも出ていない
・自分が話したいことを、そのままスライドへ打つ打つ打つ
・スライドの統一感を無視
・口ぐせは「後で、まとめて直します!」
などなど、、、
たぶん、これは失敗の具体的パターンだと思います。
私の場合、この人たちの約1/3~1/5の時間で作ってました。
おそらく一番の違いは、
・残りの20%でパワポ資料を作成する時間に使っていた。
ここの差だと思うんです。
考えながらパワポで作成しないようにしてましたね。
考えるのは最初の80%の中。
ここでネタ資料を集めて、A4の白紙にいろいろ手で書いて、そこで固まったらはじめてパワポ登場。
A4白紙に手書きしているときに、
・誰への資料か
・話の並べ方というかスライドの並べ方
・突っ込まれたときの返答情報
・発表者用レジュメ
こんなのが同時に出来てました。
で、今日のブログを書いたところで、これってセールスレターも同じだよね。
と、気づいたのは、不覚の極み。
セールスレターって、どんな仕事にでも応用できるスキルなんだろうと思ったしだい。
例えば、独立・起業するとき、
金融公庫から借り入れしようと思うと、資料を作ってプレゼンしないといけませんから、そういう意味では、独立や起業を考えている人には、セールスレターの勉強は不可欠。
でもね、レターまでは書けないよ、と思われたのなら。
パワポであなたの特技を説明する資料を作ってみてはいかがでしょうか。
まずは誰に話すのか。
女性?男性?
スライド5枚で説明資料を作ってみましょう。
地道な練習が実を結びます。
それでは、また。