京都日々新のブログ

48歳で会社員を辞めて起業した元SEの記録

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言葉の温度、言葉の湿度

      2017/03/21

温度と湿度

日本語には温度と湿度が感じられる

「言葉」をただの「言語」として認識すると、無味乾燥としたものになります。

ありがとうございます。日比野新です。

日本語とはおもしろいと思うんですね。

音読み、訓読みという外国語にはない部分もありますし、同じような意味の言葉をシーンによって使い分けるところも日本語独特。

そんな日本語の中でも、おもしろいなと思うのが、言葉の温度というか湿度というか、無味乾燥としてない、そういうところ。

例えば「猫」という言葉。
英語なら「cat」。
でもこれを、

「ねこ」とすると、なにやら丸くやわらかい印象。

「ネコ」とすると、ちょっとオシャレなアメショーでしょうか。

これと同じ感じなのが、「ガギグゲゴ」の濁音。
なんだか強そうなイメージがしてきませんか。

怪獣の名前に多いのが「ガギグゲゴ」から始まる名前ですから、男性は小さいときから「強さ」というか、こういう音の響きが好きなんでしょう。

ゴジラにガメラ。
キングギドラにラドン。

濁音から始まるか、それとも濁音が真ん中に入っているか。
どちらにしても濁音が言葉の温度というか湿度を作り出しているように思います。

温度と湿度って、肌感覚ですから、人に直接触れているのと同じなのかもしれません。

セールスコピーでも「漢字」にするのか、開いて「ひらがな」にするのか「カタカナ」にするのか、迷うことがよくあります。

読みやすさもありますが、言葉の温度や湿度が伝わった方が読者も読んでいて楽しいかな、そんなことを考えます。

どういう温度や湿度を伝えるのかは、ターゲットによって決まってきますから、むやみやたらに「カタカナ」にしたりはダメですね。

ターゲットが普段どういうものを見ているのか。
そこに言葉の温度とか湿度を合わせにいくようにすると、読み手のストレスが少しは減ると思うのです。

読みづらいという「痛みを避ける」ことができないと、読んではもらえません。

そう思うと、言葉の温度や湿度は文章の主役ではないけれど、裏方的には大事な役割を担っているんだな、と思います。

あなたも自分の書いた記事から「言葉」の温度と湿度がどれだけ感じられるか、測ってみるとおもしろいですよ。

それでは、また。

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