反応のある文章を書きたかったら、相手の思考に侵入しろ!
2017/03/19
ドンドンドン!FBIだ!ここを開けろ!
バン!(ドアが吹き飛んだ音)
ありがとうございます。日比野新です。
クリア!クリア!こっちもクリア!
クソっ、逃走しやがったか!
すいません、あわてて侵入と突入を間違えました。
今日の話は突入じゃなくて“侵入”。
セールスコピーを勉強すると必ず出てくる「相手の思考にひっそりと忍び込め」って奴です。
セールスレターを書くときも、オウンドメディアを書くときも同じですが、「誰に」というターゲットが必要ですよね。
そして「誰に」には必ず「誰か」がお話している訳です。
ということは、
ペルソナを設定してリサーチしている間に、二人の人物像の頭の中に侵入しないといけない訳です。
ターゲットは、本当は何が欲しいのか。
ターゲットは、どんな気持ちで聞いているのか。
セールスする側は、どう説明したらターゲットに実感を持ってもらえるのか?
ターゲットは今、どう感じているのか?
そして、ターゲットは何で感情が動くのか?
などなど、二人分の人格を行ったり来たりするんですね。
場合によれば、どちらかが女性の場合もあります。
女性目線で記事を書きましょう!ってやつです。
リサーチしているときに少しずつ、それぞれの人格に入って行くわけですけど、これって結構な勢いで疲れます。
文章の中で両者がやりとりしているときなんて、第三者が私の頭の中を見ることが出来たら「すごい妄想する変な奴」と映るんでしょう。
でも、セールスライターというか、文章を書く人はすべて同じ状態になっていると思います。
自分じゃない誰かが頭の中にいる。
というか誰かの思考に侵入して覗いてる。
ということで、今日はオウンドメディア記事を書くとき、私は「35歳男性、独身の会社員」と「20代前半女性の歯科衛生士」の二人が頭の中を約6時間占拠していました。
こんな体験が出来るのは、この仕事くらいだと思うと、楽しい仕事だなとつくづく思います。
くれぐれもあわてて、誰かの思考に“突入”してはいけません。
それはただの、押しの強い、暑苦しい、迷惑な奴ですから。
あなたはレターを書くとき、誰の頭の中にそっと侵入しますか?
侵入したら背後から忍び寄り、気配を消して、ジッと様子を伺って何を聞いていますか?
それでは、また。