セールスコピー1本15万円は誰が決めたのか
「セールスコピーを1本書くと15万円」
という基準が、なぜが当然のようにあります。
この基準はいったいどこから来たのかと。
たぶん、D出版さんの教材とか
ビデオセールスレターとか
お客様の声とか
そんなところからだろうな。
この基準が、おかしいとか、ダメだとか
そんなことを言う気はありませんが
セールスコピーを1回も書いたことの無い人が
初めて書くセールスコピーに、この基準価格を
適用していることに不思議さを感じます。
今までにも、セミナーとか人が集まるところで
「セールスライターを目指しているんです」
とおっしゃる方に出会ったとき
「セールスコピーを書いてみませんか?」
と、お話すると
「1本いくらですか?」
と、回答が返ってくるので
「簡単なものなので、2~3万くらいですかね」
と答えると
「わたしは1本15万円くらいでないと書きません」
というような回答をいただくことが多いです。
そんな場合、わたしは
「じゃあ、条件が合わないですね、すみませんでした。」
と言ってサッと立ち去る訳なのですが
この基準価格15万円になぜこだわるのかが不思議なんです。
だって、あなたはまだ、学習中でしょ?
目指している途中でしょ?
1本も最初から最後まで書いたことないでしょ?
でも、基準価格の15万円なんですね。
プライドや自分のルールは大事ですが
それには何かの裏付けが必要でしょうし。
こうやって基準価格にこだわるから
セールスコピーライターを
目指しても、憧れていても
仕事にたどり着けなくて
諦める人が出てくるんだろうな。
基準価格は基準なのでOKですが、
その基準に対して、今の自分は
基準を満たしているのかどうか。
「ただ、誰かがそう言っているから」
ではなくて、
基準に対しての自分の位置は
自分で知っておかないといけないなと
こんなことを思いました。