セールスライターが陥る儲からない理由
2017/04/08

「なにもしない」を選ばせるな!
独自の強みが必要です。
ライバルから抜け出すにはブランディングです。
USPこそマーケティングを成功させる鍵です。
などなど、言われることが多いですが、
これらを何度も聞かされる理由はというと
『あなたが選ばれる』
ことが重要だからです。
視点を変えると
『見込み客に、選んでもらう』
ことが重要だからです。
ありがとうございます。日比野新です。
1. 3つの選択肢
見込み客が「あなた」を選ぶときには「3つの選択肢」があります。
(1)あなたが求めている行動を選ぶ
(2)あなたが求めている行動以外を選ぶ
(3)相手は何もしないという選択肢を選ぶ
この中でセールスライターが気をつけないといけないのは
『(3)相手は何もしないという選択肢を選ぶ』
を選ばれないようにすることです。
2. だって楽だもん
(3)の選択肢は、相手が最も楽に選べるものです。
「何もしない」を選ぶことは、労力も脳力も使わなくて済む、見込み客にとってもっとも「エコ」な選択肢。
見込み客は少しでも「興味なし」と感じると、いとも簡単に選んでしまいます。
この選択肢が選ばれるということは、ほとんどの場合、売ろうとしている商品やサービスに「需要がない」ということでしょう。
その商品やサービスにお金を払って使いたい程の差し迫った理由がない。
または、
自分の理想の未来を実現する手助けにならない。
ということでしょう。
3. 現実を直視する
この選択肢を回避するポイントは
・自分の商品やサービスに夢中になるな
・他人はそれを必要としていない可能性がある
このつらい現実を、いつも頭の中に置いて考えることが必要だということですね。
「すごいアイデアだぜ!」と思うことほど、欲しい人がいないか、いたとしてもすごく少数。
この「何もしない」という選択肢を選ばれるものに夢中となり、負のスパイラルに陥ったことも気づかず、時間と労力とお金をかけて商品やサービスを作りレターを書いたとしても、
その結果は明らかに「儲からない」ということになるでしょう。
まとめると
選ばれることは重要ですが、3つの選択肢の「(3)」を選ばれないようにしておかないといけません。
(どちらかと言えば(2)を選ばれるほうがマシ。)
あなたも「興味なし」を選択したことがありますよね?
そのときの商品やサービス、レターやセールストークを思い出してみると、今後の参考になるかもしれません。
リサーチと小さなテストが大事
日比野新