6回読む
ゲイリー・ハルバートだったか、
デイヴィッド・オグルヴィだったか、
詳しくは忘れましたが
アイデアやコンセプトを見つけるとき
「自分の頭でゼロから創り出そうとするな」
そんなことを言っていた記憶があります。
では、どうやって見つけるのかというと
「6回は読め」
ということらしいのです。
で、
昨日、どうもコンセプトがしっくり
こないことがあったので
この偉人の言葉を思い出し
資料を6回繰り返し読んでみました。
そうすると、確かに5回目か6回目に
おぼろげながら気になる単語が
ボヤ~と浮き出してくるのです。
そこからさらに読み返すと
ボヤボヤ~と他の単語も浮き出し
最後には必要だと思われる単語が
そろった気がしました。
そろった単語を並べ替えながら
しっくりくる位置へ動かすと
ゼロから0.5くらいのコンセプトが
できあがりました。
まだ「1」ではないので
ここからブラッシュアップする
必要はありますが
少しでも方向性が見えたのは助かります。
脳科学や心理学的には
どういう効果や状況からこうなるのか
全くわかりませんが
繰り返し読み込むことは
よくわからない状態になったとき
何かの助けになることは確かなようです。
白紙のノートや
真っ白の(または真っ黒の)パソコンの画面を
何十分も何時間もジッと眺めて
時間を過ごすよりも
手元にある情報や資料を
6回繰り返し読んでみると
一文字くらいは書き始めることが
できるとおもいます。