『ラクに稼げる裏ワザ100over』 by 週刊実話
夕方、休憩にローソンカフェに行くと、
『週刊実話特別編集 ラクに稼げる裏ワザ100over』
という雑誌を発見。
ありがとうございます。日比野新です。
先に言ってしまいましょう。
そんなこと、あるわけないやろ!
しかし、コピーライターとしては見習うところが沢山ある雑誌です。
特にヘッドラインは、すごいです。
「極楽サイドビジネス」
「全部タダの驚愕サービス」
「必死に働かなくとも、お金に困らない」
「知ってる人のもとにお金は残る!」
「金が貰える!請求できる!援助される!」
もう、笑えるくらいのヘッドライン。
しかし、内容は結構トーンダウン。
国から「もらえるお金」「戻ってくるお金」
現代のラクして稼げる副業
0円で生活するスゴい方法!
などなど、ちょっとセコイ。
この別冊というか増刊というか、よくわからないカテゴリの雑誌を、
タイトル通りに受け取って、本気で儲かると思って買う人は
いないのでしょうけど、もし居たらちょっと怖い。
というか、ナメとるな、と。
別に苦しんでブラック企業と呼ばれるところで働く必要はないと思いますし、
ブラック企業の実態も経験上わかっているので、
オススメしませんが「ラクに稼げる裏ワザ100over」は、、、ないな。
でも、このヘッドライン達は興味を引きましたし、
たぶんお金に非常に困っている状況なら信じてしまうかもしれません。
人の心を捉えるためには、ターゲットを絞り込んで、ただ一人に向かってタイトルを提示する。
まさにそんなことを実践している雑誌であり、100戦錬磨のライターだなと思います。
雑誌自体は手にとってパラパラと見ただけで、購入まで感情は動かされなかったので
会計しませんでしたが、ちょっと大げさな表現とかを手に入れたい人は、
購入してみるとおもしろいと思います。
ゴシップ系はタイトルだけで毎日毎週売っているのですから、ライターさんもスゴ腕。
コピーライティングの教材よりも役立つものだと思います。
そんな雑誌とローソンカフェで気分転換したので、
私はこれから、男性ファッション系の記事を1本ライティング始めます。
それでは、また。