コンテンツ記事のアウトラインを考える

コンテンツ記事のアウトラインを考える
コンテンツマーケティングに必要なのは「コンテンツ」。
コンテンツと言っても、実に色々なものが「コンテンツ」ですが、今は「記事」を指していることが多いですね。
毎日ネットに増え続ける「コンテンツ記事」。
大手企業から個人事業主さんまで、様々な情報を持ったコンテンツ記事がアップされています。
そんなコンテンツ記事を仕事柄見ている時間が長いのですが、見ていて「もったいないな」と感じることがあります。
ありがとうございます。日比野新です。
「もったいない」と感じる多くの記事に共通していることは
『記事の流れがもうひとつ』
なのです。
書いてある情報も、内容も価値があるのですが、流れがもうひとつなので、読み進められないという状態になっている。
この理由のひとつは、文章の流れをブチ切るような検閲が入っている場合。
これは、仕方ありません。
書き手の問題ではなく、アップする側の力量です。
もうひとつは、記事を書く前に「流れ(アウトライン)」を決めていないため。
こちらは、書き手が工夫すれば解決できることです。
アウトラインを決めるときには、
・ペルソナ
・リサーチ情報
が揃っています。
次にやることは、リサーチ情報から必要だと思うことを拾い出して並べていく。
ということを、やりがちです。
でも、よく考えてみてください。
「ペルソナ」をなぜ作ったのかということを。
このコンテンツ記事を読む人は「ペルソナ」です。
ということは「ペルソナ」が読みたい流れにする。
これが正解ではないでしょうか。
そのためには、リサーチ情報の半分以下しか使わないこともあります。
ほとんどのリサーチ情報が、ペルソナが読みたいと思わないことなら、そのリサーチ情報を使うことはナンセンスです。
人は基本、読みたくありません。
読むなんていう、時間と労力を使いたくはありません。
そんな状態で読まれるには、ペルソナが求めていることを、求めている順に、リサーチした情報を並べることです。
ペルソナは、リサーチするときだけに使うものではありません。
流れを作るときにもペルソナは登場してきます。
自分が言いたいことを、言いたい順に話す
のではなく、
相手が聞きたいことを、聞きたい順に話す
ということを、忘れないでライティングをしていきたいなと、色々な記事を読んでいて思います。
それでは、また。