初心者ライターがクライアントからの信頼を高めるもっとも簡単な方法
2017/03/20

どれかに統一しよう
ここ数ヶ月の間に、オウンドメディアサイトが爆発的に増えているように感じます。
ということは、それだけ記事が執筆されているということ。
同時にウェブライターも増えている、ということでしょう。
ありがとうございます。日比野新です。
市場が増えていくのは、うれしいことですし、案件も増えていいので歓迎しております。
しかし、最近立ち上がったところっぽいサイトの記事をパラパラと読んでいて気になることがあります。
気を引くタイトル。
読みやすい文章。
文章の構成。
比喩の上手さ。
勉強になるところも、もちろん色々あります。
でも、ものすごく細かいところで気になる部分があるんですね。
それは、、、
『言葉の表記統一』
タイトル、読みやすさ、構成、比喩。
こういうことは、一朝一夕には身につきません。
文章力全体でクライアントさんの信頼を獲得できるが理想ですが、最初からそれはハードルが高い。
なら、初心者でも今日からできる、もっとも簡単で、もっとも基本的なことを“ちゃんと”やりませんか?
それが「表記統一」です。
ここがきちんとしていると「気をつけて書いているな」と感じてもらいやすくなり、少しづつですが信頼も上がっていくでしょう。
では「表記統一」とはどういうことかと言いますと、
「あるいは」という読みがあるとします。
原稿には「或いは」と「あるいは」が混在している。
これが「表記統一」ができてない状態です。
良くある例をもう一つ。
「1ヶ月」とか「3カ国」という言葉で使われる「か」という読み。
原稿に「1ヶ月」と「1カ月」が混在している。
これも「表記統一」ができてない状態です。
表記統一は、クライアントさんから指示があれば、その内容に従って合わせるのがライターの仕事ですよね。
もし、クライアントさんから表記統一の指示がない場合は、気にせず混在させるのではなく、自分で表記統一を決めて執筆するのが良いでしょう。
校正や編集段階での、クライアントさんの仕事をどれだけ減らせるか。
これもライターの仕事の一つだと私は思っています。
こういう小さな積み重ねが、クライアントさんとの信頼関係を作る一歩ではないかと私は考えています。
あなたも今日から「表記統一」を意識して信頼度をアップしてみませんか。
こういうことが、ビジネスの基本だと思います。
それでは、また。