京都日々新の売る文章脳

セールスコピーライター『京都日々新』の売る文章脳

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それは「ニース」だった!?その一言で夢を与えることができる実例。

      2017/03/19

ニース風クロワッサン

神戸屋~ニース風クロワッサン~

ゴールデンウィークですが、カレンダーとは関係のない生活をしております。

連休で人や車があちこち動き回るので、人が多いところには行かず、半径3km以内だけをウロウロして過ごしています。

ありがとうございます。日比野新です。

そんなわけで、近くのコープ生協へ買い物に行きました。

パンコーナーを見ていて偶然にも目が止まったのが、コレ。

『神戸屋 ニース風クロワッサン』

売り文句はこんな感じです。

【神戸屋 ニース風クロワッサン】
フランス南部、コート・ダ・ジュールのニースで学んだ技術と製法を活かし、味わいまろやか、香り豊かに焼き上げました。

引用:神戸屋

さて、このパンですが「ニース風」と書いてなかったら、どうでしょう。

たぶん神戸屋さんの「ただのクロワッサン」です。

でも「ニース風」とついてることで、何となく特別な感じが伝わってきます。

「他のクロワッサンとはちょっと違いますねん」という感じ。

この商品を見た人は、自分の中で勝手な「ニース」を想像します。
そこで売られている「おいしそうなクロワッサン」をイメージするのでしょう。

ここで冷静になって考えてみると、、、
はたして「ニース」のクロワッサン、そうじゃないクロワッサンがわかる人がどれだけいるのでしょうか。

そもそも「ニース」でクロワッサンを食べた人が、どれだけいるのでしょう。

たぶん、そんなにいないと思います。

でも、人は勝手に脳内ニースをイメージし作り出し、そこに焼きたてのクロワッサンなんかを無意識で合成して、商品を見ているのかもしれないです。

また「ニース」が「プロヴァンス」になると、もっと高級感が出るのかもしれません。

ただ、そうするとスーパーでは売れない予感がします。
スーパーで連想されるギリギリなところが「ニース」だったのでしょう。

「フランス」でも「プロヴァンス」でもダメなんです。
「ニース」でないといけない。

そして「ニース」を知らないのに、なんとなくオシャレで美味しそうなイメージを連想させるパワー。

これが言葉の持っている力なんだと思うのです。

こんなことを思いながらスーパーで買い物するのも、セールスコピーライターなら楽しいもの。

あなたもスーパーで目に止まった「言葉の力」をメモしてみましょう。

「地コピー力(地頭力じゃないです)」の訓練になると私は思ってますが、いかがでしょうか。

それでは、また。

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