ランディングページ制作で効果を上げる最初のステップとは
2017/04/05

すいません。よくわかりません。。。
ランディングページ制作を考えたとき、最初に考えるのは全体のグラフィックや画像のイメージかもしれません。
でも、セールスコピーを勉強したことがある人なら、ヘッドラインが重要だということをご存じだと思います。
そして、重要なヘッドラインを考え出すために、リサーチをし、ブレットを書き、このランディングページでしか使えないものを「ヘッドライン」として採用することになります。
ここで考えてみてほしいのですが、リサーチするため、ブレットを書くために、最初のステップがあることをご存じでしょうか。
あちこちのランディングページを見ていると気がつくのですが、最後まで読んでも
「いったい何を売ろうとしているのか、わからない」
というものに出会うことがあります。
これは、最初のステップでミスを犯した結果です。
こんなミスを犯さないためにも、最初のステップは丁寧に準備しておきましょう。
1. 最初のステップで重要なこと
簡単です。
『売ろうとしているものを、わかりやすく明確にする』
これだけです。
そう、文字にするとたったこれだけです。
でも、既に読み手が全員理解していると思ってしまう瞬間があります。
「自分が知っていることは、他の人もよく知っているはず。」
こんなふうに、頭の中だけで思い込んでしまうのですね。
プロにしかわからない言葉。
業界用語。
これらを使うことは、一部のマニア向けのセールスならOKですが、一般的には「わかりにく」ものに分類されます。
2. どうやってミスを防ぐのか
最も効果的なのは、内容について何も知らない人に、文章を読んでもらうことです。
その人が文章を読んで、提供するもの(売りたいもの)を理解したか確かめるのが最善です。
何度も、どこでも言われることですが、ポイントは
『自分の視点ではなく、顧客視点で書く』
これに尽きるのではないでしょうか。
3. よくあるミスのある業界
私がよくミスを見かけるのは、次の業界のランディングページやDMです。
・生命保険
・金融商品
・不動産投資
養老保険と終身保険の違いとか、まず詳しく明確には知りませんよね。
金融商品の利息や手数料のこと、不動産投資の任意売却とか、普通は知らないですから。
例えば、今年から導入された「プレミアムフライデー」。
この「プレミアム」という言葉でも、人によって意味が違います。
一般的には「特別な」という意味で理解されていますが、金融になると「オプション価格」という理解が求められます。
まとめると
言葉は使うシーンで理解されている内容が変わります。
伝える相手によっても変わります。
「読み手はわかっている」と思わずに、わかりやすく明確に伝えることを忘れない。
ライティングの準備中は意識していても、書いている途中に飛んでいることもありますから、1日置いての見直しと、内容を知らない人に読んでもらうのが最も効果的だと思います。
「自分視点ではなく、顧客視点」
これが最初のステップで「しくじらない」ポイントではないでしょうか。