冗談入ってる?
2017/03/20

冗談入ってる?
こんな会話を聞きました。
若い女子二人組の会話。
「それ、冗談入ってる?」
「入ってる、入ってる~」
話しの内容はわからないのですが、おもしろい表現だと思いませんか。
ありがとうございます。日比野新です。
この会話、相手の話が冗談なのかというのなら、率直に
「その話し、冗談?」と聞けばいいだけ。
そして、相手も
「そうそう冗談」と答えればOK。
しかし「入ってる」と表現するところが、なんともおもしろいなと感じたわけです。
真実味が低い話しなんだけど、冗談だとも断定できないとき、非常に便利な言葉なのかもしれません。
言い換えれば「どこまで本当」なのか、わかりにくい場合にも使えます。
刺激的な言葉が続いているとき。
冗談が含まれていると受け取れない場面のとき。
そんなとき「冗談入ってる」と使うのが良いのでしょう。
さて、この便利な言葉、私たちが書くセールスレターやオウンドメディアの記事を編集するときにも活用出来そうです。
「~が解決できます」と約束しているシーンで「冗談入っている」と使って「入ってる」と答えられたら、そのパラグラフはNGです。
「もっとも安く、もっとも早く、もっとも高品質なサプリをお届けします」とオファーしているシーンで「冗談入っている」と使って「冗談入ってます」と答えられたら、そのオファーはNGです。
セールスレターやオウンドメディアの記事は、少しは大げさに誇張して表現することもあるでしょう。
でも、その大半が「冗談入ってる」とすると、もっとも大切な信頼性を失うことにもなりかねません。
特にオウンドメディアのサイトが増えてきている今、あちこち見ていると「それ、冗談入っている?」と聞きたくなるようなコンテンツが目につきます。
これから、今よりもっとライターが必要とされると思いますが、「それ、冗談入ってる?」と常に自分自身へ問いかける必要が迫っているなぁと感じます。
あなたが今、書いているレターや記事は、冗談入っている?
それでは、また。