ちょっと奥さん。それ、ライターズブロックですよ
2017/03/22

ブロックで囲まれていても、実は抜け道があるものだ
今日は朝からメールの整理と、昨日の対面コーチングの内容を整理。
その後、男性ファッションの記事を1つライティング。
ありがとうございます。日比野新です。
その後、医療関係の記事を1つ書こうとストーリーボードを50分かけて制作。
ストーリーボードを作ってすぐにライティングに入ると、どうも途中で話の流れが滑らかになりにくいので、いったん寝かせる。
寝かせている間、ドトールへ行って昼食。
で、ここで今日のタイトルです。
偶然にも私の隣の席に座っておられた40代後半の女性。
糸井重里さんところの「ほぼ日手帳」みたな日記帳を机の上に広げて、、、。
って、私が気づいてから約10分は経過してますよ、奥さん!
真っ白のページを広げて、日付と天気だけは記入されたよう(遠目にもそれだけは見えているのです)ですが、そこでボールペンが完全停止。
動かざること山の如し。
大きなお世話ですけど、隣に座ってこう言いたい!
「それ、ライターズブロックですよ」って。
ちなみに「ライターズブロック」とは、
アイデアも何も浮かばない。どう頑張っても何も書けない状態。
のことを言ってます。
でも本来、日記なら今日の朝から起こったことを書くだけなので、オチもなければフックもいらない。
たんたんと今朝起きてから、今までのことを書けばいいと思うのですが、おそらくこの方は、なにか文学的な表現でもって、日記を書こうとしているのかもしれない、と私は勝手に妄想していたわけです。
その後、15分経過。
結局、筆は進んでおられない様子。
残念ながら、私がお役に立てることは無かったので、ドトールを後にして家に帰って医療関係の記事を1つライティングしました。
自分もよくよく、ほんとによくよく、ライターズブロックに突入するのですが、だいたい後から理由を考えると、
・カッコイイことを書こうとしている
・壮大な物語を書こうとしている
・劇的なオチをつけようとしている
・ブログならPV上げるような記事を書こうとしている
・なんか小難しいことを書こうとしている
要は、誰かに「すごいねぇ~」なんて言ってもらえるような文章を書こうとしているわけです。
これってライターのエゴですよね。
そんなライターのエゴも原因していると思う、ライターズブロック。
誰もが一度は経験するのでしょうけど、私は度々経験しているので、もういらない。
さてさて、ドトールで見かけた女性は、日記を書けたのでしょうか。
その結果を私は知る由もありませんが、できれば今もドトールで真っ白なページを開いて「動かざること山の如し」となっておられると、それはそれで今日の日記のネタとして最高だと思います。
真っ白のページを開いて、書けない書けないと思いながら、何を書こうと思い考えていたのか。
書けない理由と思いと考えを、日記に書くことができる。
どちらにしても、書こうという気になれば、何かは書けるのではないでしょうか。
あなたも毎日1行日記とか書いてみませんか。
「5/25 曇り 湿度が高くて京都は梅雨入りかと心配した」
こういうのだったら、ハードル低いと思いますが、、、。
それでは、また。