京都日々新の売る文章脳

セールスコピーライター『京都日々新』の売る文章脳

*

絵空事と空想vs.リアリティ。感情を動かすのは?

      2017/03/21

感情を動かすにはリアリテイ
脳が疲れている。
そんな言葉が適切な日曜日の今日。

こういう日には、ライティングとかリサーチとか、全く進まない。
なので、開き直って朝からカフェへ。

ありがとうございます。日比野新です。

「カフェへ」と言ってはみましたが、実は家から車で20分ほど走ったところ。

都会の方からすると「車で何km走ってんねん」という感覚だと思います。

そんな田舎を家からお店に向かって車で走っていると、途中の風景も夏が近い。
田んぼに水が入り、田植えが始まっていたり、夏の野菜のために畑の土が掘り返されたり。

田に水が入り、畑の土が掘り返されると鳥が一斉に降りてきて、
虫を食べたり泥土を巣に持って帰ったりし始めていました。

 

田舎な空間を車で抜けてお店に到着すると、いつもは車が2~3台しか停まっていないのに今日は満車。

田舎なので道の端に車を停めてお店にはいると、お店の方が申し訳なさそうに一言。

「すいません。モーニングの卵が無くなったんで、卵なしでしたらモーニングできます~」

「あ~、今日は朝からお客さん、多かったんだなぁ」と思いながら、別に卵がなくてもいいので、モーニングを注文。

しばらくしてモーニングが運ばれてきて、おいしく食べていると、まわりのお客さんが少しずつ帰っていかれました。

「お客さんが減って静かになったなぁ」と思っていたら、お店の方から意外なひとこと。

「今日は卵が無くなったので、代わりにコーヒーを1杯お付けさせていただきます」とのオファー

これ、確実にお客さんの感情を動かしますよね。
スイッチを押したら、電灯が明るくなるように、自動的に感情が動く感じ。

このとき自分の内面で何が起こっているのか、思わず探ってしまいました。

得した!
うれしい!
なに飲もう!

人によって様々な感情が動くと思います。

私の場合は、一般的な上の3つではありませんでした。
もっと根源的な感情を動かされたことに気づきました。

そして、この感情が動かされたことで、お店への好感度もアップ。

人は誰でも、こういう風に感情を動かされることが大好きです。
そして、こういう風に感情を動かせてくれるところでお金を使いたいと思っています。

セールスコピーを勉強していると、消費者心理とか行動心理とか、そういうテクニックを学びますし人気もあります。

言葉で簡単に人を操る系?とでもいいますかね。

でも、自分の感情が動いたことを理解してなくても、勉強しただけで効果的に使えるものなのでしょうか。

もし今回の件で、

実体験していないライターさんが訴求ポイントを考えると、世間一般的な上の3つのポイントになる可能性が高いと思いませんか。

いっぽう、私は自分が実体験した感情がありますから、これを訴求ポイントにするでしょう。

どちらが意外性とリアリティのあるポイントになると思いますか?

「あ~またか」と思われるか「そうそう」と思われるか。

絵空事や空想ではなく “リアリティ” がないと、どれだけうまく話し続けても感情までは動かせないのではないか。

当然インプットとして心理術は必要。
そのためには、教材を通しての勉強も必要。

でも、一番必要なのは、

自分の感情が動いたときに、自分の分析をすること。

そうは言っても、

私たち人間が、すべてのことを実体験することは不可能です。
ですから普段の生活の中で自分の感情が動いたとき、動いた理由くらいは自分で分析しておく。

こういうことの積み重ねが、ライティングでのリアリティさに出てくると私は考えています。

 

脳が疲れている日に、頭と体をうれしい気持ちでいっぱいにしてくださったお店に感謝して、追加の珈琲を頂いて帰りました。

今日はライティングやリサーチを一切しない日にしてよかったです。
そして、こういう日があるから、外に出ることで気持ちよく感情を動かせてくれる出来事にも遭遇するんだなと。

あなたも明日から、自分の感情が動く “実体験” を分析してみませんか。
本を読んで覚えるよりも効率的で効果的だと思います。

それでは、また。

今月の人気記事


 ~今月の人気記事~

 - コピーライティング